「こだわり」を追い求め、作品の完成度への執着が深く満足感を表す事が少ない社長であった。遺作の御所車にしても難易度の高い作品である。当時は材料も限られ電動工具などの便利な機械も無く、ただ精密な手作業と感による作業で何度も繰り返しながら完成を見た作品である。
京都出身が呼び寄せたのか、御所車に深い意欲を持ちながら構想から5年の歳月を要した。 現在では予算、時間からも制作は難しく加えて一級の職人技が絶対の条件と言える。
当工房は七条社長が追い求めた「こだわり」に継承努力を重ね、なお研鑽のまっただ中におります。
初代社長から受け継いだ弊社工房の息吹、技術の保持を念頭に置いた新技術の開発を目指し、新たな東洋ステンドグラスの確立に貢献して参りました。
体力は随分落ちましたが、気力の充実はまだまだこれからという気構えを持っています。
加えて私の技能、技術が弊社工房のお役に立ち若者を育成できるなら、現社長である三代目を補佐していくつもりです。
弊社は今日まで膨大な施工例を世に残し、数多のステンドグラス職人を世に送り出しました。
磨き上げられた技能、ゆるぎ無い研鑽を継続し、弊社工房独自の技術を積み上げています。
その功績、実績を評価頂き「ステンドグラス美術工芸院」という称号を、ステンドグラス資格認定委員会より戴きました。誠に有り難く恐縮しております。
この称号の重さを背負い、奥深さを汚さない様、真摯に精進を続けて参りたく思います。
どうぞ皆様、東洋ステンドグラスをよろしくお願いいたします。
〒815-0033 福岡市南区大橋2丁目22-12共和ビル1F
東洋ステンドグラス株式会社
092-512-1313(代表)
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施工場所 | 作品名 | サイズ |
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- | ●⑧聖ヨハネ | - |
- | ●⑦よき羊飼いのキリスト | - |
- | ●⑥イエスの洗礼編集29.10.23 | - |
- | ●⑤A・M・ミュシャ夢想 | - |
- | ●④仏ニース作品 | - |